学校で何気なく受けている進研模試を侮ってはなりません。受験対策の強力な武器である進研模試をしっかり生かすために、そのメリットを知っておきましょう。
1、現在の自分の実力を知り、苦手科目、苦手分野、苦手項目を知ることができます。
普段の学校の試験では、教科書のある狭い範囲の項目に限られて出題されます。そのため、ある程度の一夜づけや、その場しのぎの小手先の対策でも、何とか乗り切れます。ところが、進研模試では、もっと広い範囲から総合的な能力を試される問題が出題されるので、より客観的な自分の学力が把握できます。
2、本番の大学入試を想定して、厳しく難しい試験を経験し、シミュレーションできます。失敗しても、そこから学んで実力を発揮する方法や要領を実践的に身につけることができます。いわば、試験慣れします。
試験本番で実力を発揮するのは簡単ではありません。模試を経験してゆくと分かるのですが、限られた時間内に、どのような順序で解いてゆくか、どの問いにどの程度の時間を配分するかなどによって、結果が著しく変わってしまいます。したがって、試験問題の攻略の仕方、あるいは戦略が重要になるわけです。
多くの現役の受験生は、この戦略の重要性を理解していないように思います。
進研模試を受けることのメリットの1つは、大学入試を攻略する力、困難に出会っても臨機応変に柔軟に対応する力、限られた条件の中で諦めずに最善を尽くす力、このような総合力、いわば『合格力』を養うことにあります。
3、進研模試そのものが考えられた良問から構成されています。模試の終了後に詳しい解説がもらえるので、解けなかった問題を復習することで、重要項目、苦手項目を確認したり、答えを導くための考え方を理解し学習するのに役立ちます。つまり、進研模試を優れた教材として活用できるのです。
4、進研模試の試験終了後しばらくして送られてくる採点された答案、偏差値、志望大学の合否判定、分析結果なども、大きなメリットでしょう。
これらは、今後の学習計画、志望大学の選択、現状の学力把握などに生かすことができます。記述模試の採点、添削された答案は記述対策に役立ちます。記述のどの部分で減点されているか、あるいは加点されているかが分かります。自分の答案の良い点、悪い点を分析し修正すれば、より分かりやすく採点者にアピールしやすい答案、部分点をもらいやすい答案、減点されない答案が書けるようになるでしょう。
ただし、模試の結果(点数や偏差値、合否判定)にあまり一喜一憂しないように注意してください。あくまで受験対策のための模試です。失敗または成功から学び、試行錯誤し、志望大学合格という本来の目的のために活用してください。
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