進研模試を受ける機会は、本番の試験に強くなる上で貴重な体験になり得ます。しかし、進研模試をしっかり復習して得られるメリットにも注目して欲しいと思います。まず、進研模試の問題そのものが良問であることと、必死の思いで進研模試に取り組んだことのおかげで、試験直後の復習により、記憶にしっかり留めることができ、重要項目を深く理解することが可能になります。
前回、復習する際の注目すべきポイントについて説明しました。知識面での不足、理解不足、間違った理解、苦手項目を確認したら、今後どのようにこれらを補い、修正してゆくかを計画します。
ちょっとした知識や公式の使い方の間違い、勘違いであればその場で覚えなおすだけでよいでしょう。復習する際に将来の自分が読んで理解できるように、記憶する項目、注意点、修正する項目を解説の余白などに直接書き込んでしまいましょう。(時間的な余裕があれば、ノートにきれいにまとめてもよいです。)
正しく記憶でき、理解できたら、進研模試の間違えたその問題を再度まとめて解いてみます。もちろん解答を伏せて下さいね。修正された知識と理解を使って正解できましたか?最後まで解答を見ずに自信をもって正解できれば、ひとまずその項目は修正されたと考えて良いでしょう。
つい億劫になって、解説を読んだだけで復習を終えてしまったり、解説の解答を見ながら解いて満足していませんか?
『解答に頼らず自分自身の頭脳で最後まで解いてみること!!』
を強くお勧めします。自分の手と頭だけを頼りに解いてみることによって、本当の自分の実力、知識面や理解の欠けている箇所、あいまいな箇所がはっきり分かるのです。確実に理解できたつもりでも、いざ実際に解いてみると、意外な部分でつまづく事があったり、まだまだ理解が不十分であることが判明することが少なくありません。つい、現実を直視したくないために、無意識に逃げてしまうのかもしれません。(実は昔の私がそうでした。みんな現実の自分を直視するのが怖いのです。)
どうしても自信をもって正解できないのであれば、まだ理解は本物では無いということになります。その場合、さらに復習を繰り返すか、信頼できる先生や友達に質問した方がよいでしょう。
もし、解説を読んでもさっぱり理解できないのあれば、その問題があなたの現在の実力には余りに難しすぎるのかもしれません。進研模試に出題された全ての問題を完璧にマスターすることは、忙しい受験生には負担が大きいかもしれません。進研模試の復習の目的は、現在の実力を一段レベルアップすることにあります。あなたの実力を大きく超えている難問の復習は、一旦保留にした方がよいでしょう。すでにブログで説明したように、難問を解くことはほとんどの受験生にとってあまり重要ではないので、無理をする必要はないと思います。
進研模試の間違えた問題を再度解いてみて、しっかり正解できれば、一応復習はうまくいったことになります。さらに、修正された知識、理解を確実に定着するための対策方法を次回に説明します。
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