突然ですが、大学入試で成功するために最も重視すべきことは何だと思いますか?
多くの受験生は欲張って難問を解くことを重視する傾向にありますが、実は、易しい問いや標準的な問題を正確に解いて、地味に点数を積み重ねる方が重要です。
入試本番まで1ヶ月程度(センター試験は2週間もない)と考えると、それまでに実力そのものをあげるよりも、もてる実力を発揮できるような対策を立てる方が現実的です。
これまで進研模試、あるいは他の予備校の模擬試験に取り組んできて、ケアレスミスやつまらない失敗が多く、そのために思うように点数が取れなかった受験生は、「進研模試でケアレスミスを克服するための8つのヒント」(その1)、(その2)と今回の記事(その3)を読んで対策を練って下さい。今回はシリーズの続きで、項目の6について説明しましょう。
これまで受けてきた進研模試や他の模擬試験を振り返ってみて、ご自分が以下のパターン6に当てはまると思われる場合は、参考にしてみて下さいね。
6、自分の実力で解けるハズの簡単な問題が、進研模試など緊張してしまう状況になると解けなくなってしまうことがある。
6の対策法:
誰でも、極限状況になると緊張し、本来の能力を発揮しにくくなると思います。頑張らなければ、と能力以上のものを出そうと無理してしまうため、力んだり硬くなってしまうのではないでしょうか。「成るようにしか成らない」という開き直りの精神も時には必要であると思います。自分にできることを精一杯やって、結果は「受験の神様」に任せてしまいましょう。
一方で、矛盾する言い方になりますが、諦めが良すぎるのも良くありません。複雑な数式や化学式、見たこともない出題形式、一見して自分の能力をはるかに超えているように思える問題に出会っただけで、思考停止してしまう受験生が多いようです。
後で解答を見て「なんだそれだけのことか!」と最初から戦闘放棄してしまった自分にがっかりしてしまったことはありませんか?見た目に騙されて精神的に萎縮してしまうのかもしれません。
そういう受験生には「成せば成る」と言ってあげたいです。見た目通り難しいこともありますが、見掛け倒しというケースも少なくないのです。歯が立たなくても部分点を稼げるかもしれません。この場合も謙虚に自分の能力を精一杯発揮して問題にぶつかってみましょう。その上で歯が立たなければ諦めればよいだけです。残り時間も考慮しながら、あまり深入りしない程度に、やるだけのことはやってみましょう。
また、試験になると普段の冷静な思考力や判断力が鈍ってしまうこともあるでしょう。間違った思い込みに影響され勘違いしたり、普段では考えられない失敗が起きる場合です。
冷静な思考ができていない、あるいは、思考が堂々巡りして柔軟な発想ができていないと判断したら、いったん頭をクールダウンしてみましょう。そして思い切って他の問題に移ってしまうのです。その後、しばらくして先ほど行き詰まった問題に戻ってみると、変な思い込み、思い癖が取れ、冷静な自分を取り戻せるかもしれません。私はこの作戦が得意で何度救われたか知れません。皆さんにぜひともマスターして欲しいテクニックです。
さらに、時間の経過が気になって集中できないという受験生もいることでしょう。その場合は、実践経験を多く積むことです。今年度の受験生用の進研模試は終了しているので、ご自分で赤本や予備校で出版されている実践問題集を使って、本番試験のリハーサルを数多くこなしましょう。
時間を計りながら取り組むんでいるうちに、解答に要する時間の感覚が身につけば、慌てずに落ち着いて問題に集中できるようになってくるでしょう。
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