進研模試を受けると、答案が採点され、後日個人成績票が返却されます。
この個人成績表には、試験の得点や偏差値だけでなく、大学受験に役立つ重要な情報が載っています。今回は、返却された個人成績票で特に注目して欲しい部分「教科バランス・設問別成績」について説明しましょう。
大学入試で、志望校に合格するために必要な能力は、それぞれの試験科目で満遍なく安定して得点できることです。
もちろん、得意教科があれば、それはそれでメリットですが、苦手教科を補うことは簡単なことではありません。非常に優れた圧倒的な学力があれば可能かもしれませんが、どの科目も安定して得点できる受験生に比べ、ずっと不利な状況であると思います。
私の予備校講師としての経験からすると、得意教科に頼ってしまう受験生は、苦手科目の勉強から逃げてしまうことが多く、ますますバランスを欠いてしまうことが多いようです。
そのため、最後の最後まで苦手科目が足を引っ張ってしまい、良い結果が出ないのかもしれません。
一方、目立つほどの得意分野がなくても、「教科バランス」があり、それぞれの科目で安定して得点できる方が、良い結果が出ています。
例えば、「獣医学部」を志望する受験生の多くは、生物を得意とし、数学を苦手としています。その場合、どんなに生物が得意でも他の受験生と差がつきにくく、結局、合否は数学の出来次第という場合が多いのです。
進研模試を受けて、個人成績票が返却されたら、裏ページの「教科バランス・設問別成績」という項目に注目してください。
五角形のグラフは各教科の成績バランスを表しているのです。(五科目の場合)
グラフの形がきれいな五角形であるほど「バランス」がとれている、というわけですね。
もし、形が歪んでいる場合、グラフの凹んでいる教科が弱点になるので、対策を講じる必要が出てきます。
さらに、設問別成績も見てみましょう。ここでは、弱点教科のどの科目、どの分野に弱点があるかが記載されているので、ぜひチェックして弱点の具体策を練ってゆきましょう。
まだ、大学入試本番まで時間があるのですから、弱点を補強することを諦めないで下さいね。
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