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2009年06月08日

進研模試の個人成績表 ここに注目

進研模試を受けると、答案が採点され、後日個人成績票が返却されます。

この個人成績表には、試験の得点や偏差値だけでなく、大学受験に役立つ重要な情報が載っています。今回は、返却された個人成績票で特に注目して欲しい部分「教科バランス・設問別成績」について説明しましょう。

大学入試で、志望校に合格するために必要な能力は、それぞれの試験科目で満遍なく安定して得点できることです。

もちろん、得意教科があれば、それはそれでメリットですが、苦手教科を補うことは簡単なことではありません。非常に優れた圧倒的な学力があれば可能かもしれませんが、どの科目も安定して得点できる受験生に比べ、ずっと不利な状況であると思います。

私の予備校講師としての経験からすると、得意教科に頼ってしまう受験生は、苦手科目の勉強から逃げてしまうことが多く、ますますバランスを欠いてしまうことが多いようです。

そのため、最後の最後まで苦手科目が足を引っ張ってしまい、良い結果が出ないのかもしれません。

一方、目立つほどの得意分野がなくても、「教科バランス」があり、それぞれの科目で安定して得点できる方が、良い結果が出ています。

例えば、「獣医学部」を志望する受験生の多くは、生物を得意とし、数学を苦手としています。その場合、どんなに生物が得意でも他の受験生と差がつきにくく、結局、合否は数学の出来次第という場合が多いのです。

進研模試を受けて、個人成績票が返却されたら、裏ページの「教科バランス・設問別成績」という項目に注目してください。

五角形のグラフは各教科の成績バランスを表しているのです。(五科目の場合)

グラフの形がきれいな五角形であるほど「バランス」がとれている、というわけですね。

もし、形が歪んでいる場合、グラフの凹んでいる教科が弱点になるので、対策を講じる必要が出てきます。

さらに、設問別成績も見てみましょう。ここでは、弱点教科のどの科目、どの分野に弱点があるかが記載されているので、ぜひチェックして弱点の具体策を練ってゆきましょう。

まだ、大学入試本番まで時間があるのですから、弱点を補強することを諦めないで下さいね。
posted by まさはる at 13:28| 進研模試の活用方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月11日

ある有名サイトを利用した進研模試の活用方法

進研模試を開催しているベネッセコーポレーションが運営する進学応援サイト「マナビジョン」というものがあります。

「マナビジョン」は、進路・進学に関する総合的な情報やコンテンツを豊富に用意している便利なサイトです。有名なサイトなのでご存知の方も多いことでしょう。

誰でも無料で会員登録でき直ぐに利用できるので、全ての大学受験生にオススメできます。(http://manabi.benesse.ne.jp でアクセスできます。)

もちろん、進研模試とも非常に相性がよく、試験の結果を活用する様々なサポート、コンテンツが用意されています。今回はこの情報についてお伝えしたいと思います。

過去に進研模試を受けたことのある人は、アクセスキーを入力して利用できますし、これから受ける予定の人もあらかじめ知っておいても損ではないでしょう。

アクセスキーとは、進研模試の個人成績票に記載されている14桁の数字列です。これを、同じく個人成績票に記載されているURLにアクセスして入力することにより、利用できるようになります。

つまり、試験の成績データを元に志望大学の情報や学習アドバイスを見ることができるのです。どのようなアドバイスがもらえるかを詳しく知りたければ、次のURLにアクセスしてみてください。あなたの学年を選択すると内容説明が表示され詳細がわかりますよ。

https://manabi.benesse.ne.jp/assess/moshi/accesskey/index.html

例えば、高3生、高卒生は次のような情報が得られます。

・志望校情報 志望校に関する詳細がわかります。合格者との比較グラフにより自分の弱点科目、得意科目が一目瞭然。今後の学習計画に生かせそうですね。

・教科別アドバイス 各教科別に具体的なアドバイスがもらえます。志望校の出題傾向に合わせた具体的な受験対策が表示されるので、大いに参考になるでしょう。(マナビジョンを利用すれば、志望校全ての大学それぞれについてのアドバイスが貰えます。これは利用しないと損ですよね。)

・合格可能性判定シミュレーション 志望校を選び「判定」ボタンをクリックすれば、合格のためにどの科目が何点足りないか、志望者の成績度数分布グラフにおけるあなたの位置などの情報が表示されます。単なる合格可能性以上の詳細なデータが得られます。

さらには、志望校以外の大学を自由に設定してみたり、受験した得点を変更して判定シミュレーションすることさえ出来てしまいます。

すごい自由度ですよね。どの科目の点数を上げれば判定が良くなるか、といった志望校攻略法の研究、より偏差値上位の大学で判定を試して志望校の幅を広げてみる、といった活用の仕方も面白いですね。

まだまだ多くのメリットがあり、紹介しれきれません。

ぜひ、志望大学合格に向けて進研模試を活用していきましょう。
posted by まさはる at 14:36| 進研模試の活用方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月01日

大学偏差値は意外と誤解されている!?

予備校などが公開している大学偏差値は、その大学の難易度を表し、進研模試を受けて算出される学力偏差値は、自分の学力の水準を表している。

このような見方はシンプルで分かりやすく便利だし、志望大学を決めるのに参考になります。

しかし、志望大学の大学偏差値と自分の学力偏差値を単純に比較して、合格可能性が判定できるほど、現実は簡単にはいかないと思うのです。

「偏差値=学力=合格可能性」という図式は、全くでたらめというわけではないのですが、受験生に信じられているほど確実なものではない、というのが私の考えです。

その昔、受験生であった私自身、偏差値の数値ではほぼ確実に合格できると診断され、A判定までもらっていた大学を滑り止め用に受験しました。

ところが、合格しているものと信じて疑わなかった私の予想に反して、不合格になってしまったのです。後日、補欠合格を貰えたものの、ショックで簡単には立ち直れそうにありませんでした。

滑り止めの大学に合格して、一気に流れに乗り、第一志望も・・・、という甘い計画は見事に崩され、予定が狂ってしまったのです。

今思えば、偏差値の情報を信じ込んでいたために、受験する前からその大学のことをなめてかかっていたのだと思います。

その後、友人や知り合いから、

「複数の大学を受験して、最も偏差値の高い大学だけ合格」

「周りも自分も、大学偏差値が高すぎて合格は無理と言われていたのに奇跡的に合格!」

「あの優秀な○○君が、不合格だって、」

など、「偏差値=合格可能性」を信じていた私にとって意外な話を頻繁に聞きました。

現在私は予備校で多くの事例を見ています。そして、その類の話を毎年数多く見聞きするので、今ではあまり驚きません。

偏差値とはそういうもの、現実の大学入試はいろいろな要素が複合的に絡むので、事前に合格可能性を予測することは難しいと思っています。

短い限られた時間で初めて見る問題を慣れない環境で解かなければなりません。当日の体調やコンディション、問題との相性もありますし、偶然のハプニングが起きて一気にピンチになってしまうとも限りません。

また、これまで受けてきた進研模試と本番の試験では勝手が違うかもしれません。本番で実力を発揮できない受験生がいれば、実力以上の能力が出てくる受験生もいるのです。

どんなに学力偏差値が高いからといって安心はできないと思うのです。

むしろ、ここの大学は大学偏差値が低いから大丈夫だろう、とかつての私のように高を括って安心しきって対策を怠っていたり、大学受験をなめていると、足元をすくわれかねません。とくに、現役の高校生にこのタイプが多いので注意しましょう。

一方で、学力偏差値が大学偏差値をかなり下回っているのに合格してしまった、という話もちらほらと聞きます。

「何かの間違いではないのか」と思わず失礼なことを言いそうになってしまうこともあります。

私の見えないところで短期間に急速に力をつけたのかもしれませんし、いろいろな幸運や偶然が重なったのかもしれません。

大学入試は何が起きるか分かりません。予想通り予定通りにいかない方が普通なんです。

「自分は偏差値が高いから合格は保証されている」、「偏差値が低いからもうだめだ」、という見方は大学入試では当てはまらないのではないでしょうか。

大事なことは、大学偏差値に振り回されないように自分をしっかり持って、奢らず腐らず、努力を続けること。

最後まで希望を捨てず、最善を尽くしている人が、最終的に運をつかむのではないか、と思います。
posted by まさはる at 15:22| 進研模試の活用方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月28日

進研模試でケアレスミスを克服する8つのヒント(その4)

本番入試直前の時期ですね。もしくは真っ最中という受験生も多いことでしょう。

これまで受けてきた進研模試、その他のテストでケアレスミスが多いため、学力がなかなか発揮できていない受験生は、リハーサル(予行演習)を通してケアレスミスを減らす努力をしてみましょう。

ケアレスミス対策については、「進研模試でケアレスミスを克服するための8つのヒント」シリーズの記事を参考にしてみて下さい。

今回は、シリーズの4回目になります。(その1)の項目7,8について説明しますね。

以下の項目7,8に該当するミスが多いと思われる場合は、ぜひ記事を御覧になって下さい。


7、試験の時間配分が上手にできない。

8、十分に集中しているのに単純ミスが多い。


7の対策法:

試験に慣れていないと、自分のペースでゆっくり解答してしまうため、時間内に解き終えることなく終了してしまうことがあります。逆に、まだ時間があるにも関わらず、慌てて解こうとしたり、じっくり集中して考える余裕がなくなり、せっかくの時間を有効に使えなくなってしまう場合もあるでしょう。

このようなケースの効果的な対策は、志望大学の過去問、あるいは予備校の予想問題集を使って、時間を計りながら本番試験のリハーサルを繰り返すことです。

時間の感覚が体で分かってくるにつれ、時間配分が上手になり、慌てることなく落ち着いて問題に向かうことができるようになってくるでしょう。その際に以下の点にも注目すると、さらに上達すると思います。

・自分に合った効率の良い解答順序を見つける。

易しい問い、得意な問題から解き進めてゆくのが一般的ですが、難問や思考力の必要な問題をまだ時間に余裕のある前半にアタックする、という考え方もあります。試行錯誤で最適な順序を見つけるとよいでしょう。

・パニックに襲われたり、大失敗してしまった場合は、被害を最小限にするための予行演習ができるチャンスと捉えてみる。

経験してみれば分かりますが、大学入試では何が起きるか分かりません。予想外の出来事が起きても、パニックに襲われても、自分を落ち着かせて最善を尽くせることは、大切な受験技術です。

・緊張感のあるリハーサルを経験をするために、場所を変えてみる。

自宅では集中できない、あるいは、もっと本番さながらの緊張感を味わいたい、という方は、環境を変えてみるのも1つの手です。たとえば、図書館など静かな環境がお勧めです。

8の対策法:

周囲に気が回らず突っ走ってしまうほど集中し過ぎてしまうために、ミスが頻発することがあります。

問題を読み間違えたり、勘違いをした場合、自分の世界に入り込んでいるため、気づかずに変な思い込みをしたまま解いてしまうのではないでしょうか。

この場合、意図的に視野を広げて、周囲にも気を配って1つ1つ丁寧に計算したり記述するように自分自身をコントロールしましょう。

間違った思い込みをしないように、2歩進んだら、1歩下がって確認するくらいに丁寧に解くように心がけると良いと思います。

一通り解き終えた後、見直ししてミスを防げばよい、と考える受験生もいますが、ほとんどの場合、時間的な余裕がありません。したがって、その場でミスなく正確に解けるように慎重に取り組んだ方が効率が良いと言えます。

脇目も振らずがむしゃらに突っ走るのではなく、慎重に丁寧に解くような集中の仕方を目指しましょう。

以上「進研模試でケアレスミスを克服するための8つのヒント」シリーズでした。

大学入試の合否は学力だけで決まるような単純なものではなく、むしろ、要領の良さ、強い精神力、試験慣れ、気持ち、運などが、複合的に関わってきます。

学力に自信のある人は、慢心することなく気を引き締め、他の部分もしっかり準備しましょう。

一方、学力に自信のない人は希望をもって下さい。そして、足りない学力を補うとともに、人より経験値を高め、要領の良さを身につけ、精神力でカバーしてみましょう。
posted by まさはる at 11:24| 進研模試の活用方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月04日

進研模試でケアレスミスを克服する8つのヒント(その3)

突然ですが、大学入試で成功するために最も重視すべきことは何だと思いますか?

多くの受験生は欲張って難問を解くことを重視する傾向にありますが、実は、易しい問いや標準的な問題を正確に解いて、地味に点数を積み重ねる方が重要です。

入試本番まで1ヶ月程度(センター試験は2週間もない)と考えると、それまでに実力そのものをあげるよりも、もてる実力を発揮できるような対策を立てる方が現実的です。

これまで進研模試、あるいは他の予備校の模擬試験に取り組んできて、ケアレスミスやつまらない失敗が多く、そのために思うように点数が取れなかった受験生は、「進研模試でケアレスミスを克服するための8つのヒント」(その1)(その2)と今回の記事(その3)を読んで対策を練って下さい。今回はシリーズの続きで、項目の6について説明しましょう。

これまで受けてきた進研模試や他の模擬試験を振り返ってみて、ご自分が以下のパターン6に当てはまると思われる場合は、参考にしてみて下さいね。

6、自分の実力で解けるハズの簡単な問題が、進研模試など緊張してしまう状況になると解けなくなってしまうことがある。

6の対策法:

誰でも、極限状況になると緊張し、本来の能力を発揮しにくくなると思います。頑張らなければ、と能力以上のものを出そうと無理してしまうため、力んだり硬くなってしまうのではないでしょうか。「成るようにしか成らない」という開き直りの精神も時には必要であると思います。自分にできることを精一杯やって、結果は「受験の神様」に任せてしまいましょう。

一方で、矛盾する言い方になりますが、諦めが良すぎるのも良くありません。複雑な数式や化学式、見たこともない出題形式、一見して自分の能力をはるかに超えているように思える問題に出会っただけで、思考停止してしまう受験生が多いようです。

後で解答を見て「なんだそれだけのことか!」と最初から戦闘放棄してしまった自分にがっかりしてしまったことはありませんか?見た目に騙されて精神的に萎縮してしまうのかもしれません。

そういう受験生には「成せば成る」と言ってあげたいです。見た目通り難しいこともありますが、見掛け倒しというケースも少なくないのです。歯が立たなくても部分点を稼げるかもしれません。この場合も謙虚に自分の能力を精一杯発揮して問題にぶつかってみましょう。その上で歯が立たなければ諦めればよいだけです。残り時間も考慮しながら、あまり深入りしない程度に、やるだけのことはやってみましょう。

また、試験になると普段の冷静な思考力や判断力が鈍ってしまうこともあるでしょう。間違った思い込みに影響され勘違いしたり、普段では考えられない失敗が起きる場合です。

冷静な思考ができていない、あるいは、思考が堂々巡りして柔軟な発想ができていないと判断したら、いったん頭をクールダウンしてみましょう。そして思い切って他の問題に移ってしまうのです。その後、しばらくして先ほど行き詰まった問題に戻ってみると、変な思い込み、思い癖が取れ、冷静な自分を取り戻せるかもしれません。私はこの作戦が得意で何度救われたか知れません。皆さんにぜひともマスターして欲しいテクニックです。

さらに、時間の経過が気になって集中できないという受験生もいることでしょう。その場合は、実践経験を多く積むことです。今年度の受験生用の進研模試は終了しているので、ご自分で赤本や予備校で出版されている実践問題集を使って、本番試験のリハーサルを数多くこなしましょう。

時間を計りながら取り組むんでいるうちに、解答に要する時間の感覚が身につけば、慌てずに落ち着いて問題に集中できるようになってくるでしょう。
posted by まさはる at 22:01| 進研模試の活用方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月24日

進研模試でケアレスミスを克服する8つのヒント(その2)

進研模試などの試験において、ありがちなケアレスミス克服の対策シリーズの続きです。

今回は「進研模試でケアレスミスを克服する8つのヒント」のうち項目の3から5に関して説明しましょう。

これまで過去に受けてきた進研模試や他の試験を振り返ってみて、ご自分が以下の3から5の失敗パターンに該当する場合は、参考にしてみて下さい。

3、問題文で問われていることに正確に答えていないために減点されることが多い。

4、計算間違い、公式や定理の覚え間違いが多い。

5、答案の書き方が雑である、または丁寧でない。字が汚い。

3の対策法:

緊張のあまり浮き足立って、丁寧に文を読めなかったり、得意分野の問題が出てうれしくなって、慎重に文を読まずに解き始めてしまう受験生もいるでしょう。ちなみに、私は後者のタイプでした。

どちらのケースも、まず心を落ち着けて平常心を取り戻すことが解決のポイントです。

問題文を心の中でゆっくり音読して気持ちを落ち着けましょう。段落ごとに題意を確認するように頭にインプットします。要点、重要箇所、条件、問われていることに下線や印を付け、題意がしっかり把握できてから取り掛かるように習慣付けましょう。(ただし、英語や国語の長文などゆっくり読んでいる余裕がない場合は、例外と思ってください。)

頭が真っ白になって、平常心が戻らなければ、他の問題に取り組むなど、何かしら気分転換を試みてください。

進研模試、その他の模擬試験を受けた時、頭が真っ白になったりパニックになっても、最善を尽くし、あきらめずに努力できるように練習しておくと、本番で慌てることは少なくなると思いますよ。

4の対策法:

計算間違いにも様々な種類があります。まず、過去の進研模試の採点された答案を分析して、自分にはどのようなミスが多いのかを調査します。

符号ミス、単純な足し算、引き算での間違い、指数、対数計算での失敗、どの公式で間違えるのか、など自分自身の傾向や癖が分かれば、今後意識して修正してゆくことができます。

ミスしやすそうな計算、苦手なタイプの計算、実際に間違えてしまった問題を過去の進研模試や問題集から集めて、時々練習してみるのも効果的です。集中しないで解くと、うっかり同じミスをしてしまうかもしれませんよ。

一番のお勧めは、頭が発狂しそうな程に複雑で面倒な計算、気力が萎えてしまいそうなほど単調な作業のような計算を、時々練習してみることです。

例えば、数Vの定積分や体積の計算には練習材料がいくらでもあります。(数Vを頑張っているうちにケアレスミスが減ってきたという話は時々聞きます。)化学の気体の状態方程式の数値計算や溶液の濃度計算、数学Uの三角関数の公式を使いまくる計算、対数の長ったらしい問題なども、複雑で面倒ですよね。私は大っ嫌いです(笑)。

はっきり言って楽しくありません。でも、繰り返し練習していると、だんだん集中力が研ぎ澄まされ、長時間の計算にも疲れにくくなります。脳みそに負荷をかけ、否が応にも集中力を必要とする状況に追い込むわけです。

ケアレスミスが克服できなくて悩んでいる人は、一度無理しない範囲でトライしてみてはいかがでしょう?

5の対策法:

小さく読みにくい字、汚い字を書いてしまう受験生は、事の重大さを分かっていないのかもしれません。記述の答案は人が採点するので、他の人に読みにくい字では、誤解されたり、初めから読んでくれない可能性もあります。部分点を貰う場合でも、採点者が答案から受ける印象が左右すると言っても過言ではありません。書いた文字を自ら誤読してしまう場合さえあり、ケアレスミスの原因にもなり得ます。

進研記述模試の返却された答案で、雑な文字が原因で減点されている、あるいは失敗している受験生は、弱点克服のチャンスと捉えてみましょう。

きれいで美しい文字である必要はありません。他の人が普通に読めるような文字を書くように日頃から心がけてみて下さいね。

きれいな文字が書ける人は、考え方が整理された、より分かりやすい答案を目指すと、さらに良くなると思います。次の記事「進研模試で記述対策 絶好のチャンス!!」も参考にしてみてください。

記述の試験を受ける受験生は、自分の答案が採点者に読んでもらえるか、理解してもらえるか、正確に伝わっているか、という視点を忘れずに記述しましょう。

記述答案とは、大げさに言ってしまえば、一種の論文である。

という名言?を聞いたことがあるのですが、私も本当にそう思います。

項目の5にあてはまる受験生の方は、「正しければ必ず点数になるわけではなく、採点者に伝わって、理解されて、やっと点数になる」という位の意識で捉えておくと、ちょうど良いと思います。
posted by まさはる at 15:50| 進研模試の活用方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月04日

進研模試でケアレスミスを克服する8つのヒント(その1)

進研模試を受けて、自分ではかなり手ごたえがあったのに、後で信じられないケアレスミスが多数見つかり凹んでしまった。

このような経験をもつ受験生は多いと思います。とりあえず本番でなくて良かった、自分の欠点を修正するチャンスなんだ、と前向きに捉えましょう。

今回からケアレスミスを克服するための8つのヒントをご紹介してゆこうと思います。

自分の傾向や癖を知ることによって対策ができるものです。ですから、まず、これまで進研模試や他の試験を受けてきて、どのような失敗のパターンが多いのか、を分析してみましょう。以下のどの項目にあてはまるか、ご自分でチェックしてみてください。後でそれぞれの対策法を説明します。

1、進研模試などで一日に何教科ものテストを受けると、途中で疲れて頭が回転しなくなる。あるいは、長時間の集中が続かない。

2、ある特定の科目、分野、特定の種類の問題で目立ってケアレスミスが多い。

3、問題を正確に読んでいない、問われていることに正確に答えていないために減点されることが多い。

4、計算の間違いが多い。特に符号、指数対数計算、四則演算、公式のミスなど

5、字が丁寧でない、または汚い。答案の書き方が雑である。

6、解答を後で確認すれば解けたハズの簡単な問題が、進研模試など緊張する状況になると解けなくなることが多い。

7、時間配分が上手にできない。

8、十分に集中しているのに単純ミスが多い。


それでは、順番にミスの対策法を説明しましょう。

1の対策法:

大学入試は体力勝負でもあります。長時間集中できるためには、体力が必要です。栄養のある食事をしっかりとって、規則正しい生活に近づけましょう。特に睡眠を十分にとらないと、翌日の試験に影響します。

それに加え、ご自分を長時間の集中に慣らして行きましょう。進研模試だけでなく、他の予備校の模試を積極的に数多く受けるとか、試験と同じ形式にして、時間を計って過去問や実践問題集を解きまくる、など、長時間に渡り集中力を保つ訓練をして鍛えましょう。慣れてしまえば意外と難しくないですよ。

また、進研模試などの試験最中に眠気が襲ってきたり、集中が途切れそうな時には、敢えて他の問題に取り組んで気分転換してみるなどの対処法があります。(私はよく使ってました。)

それでもだめなら、勇気を出して試験監督員に断ってお手洗いに立つのも一つの対処法かもしれません。(私は1度だけあります。)

2の対策法:

自分では十分に理解していて、解けるハズの問題でも、進研模試などある程度緊張してしまう場面でミスが多発する場合、その分野に関しては練習不足であるか、余裕がないのかもしれません。

これを克服するために、どうにか理解している、という段階で満足せず、繰り返し練習して苦手意識を払拭しましょう。どうしても間違えてしまう問題ばかりをノートに集め、定期的に復習するようにしておくと、効率よく対策できると思いますよ。

また、日常的にある程度継続的に解いて、頭を慣らしておく事が必要な科目や分野というものも存在します。例えば、英語や国語の長文、数学Vの積分やグラフを描く問題などは、そのような傾向にあるようです。あなたの苦手分野もこの場合に該当しているかもしれません。

一度身についたハズなのに、理解できているハズなのに、久しぶりに解いてみると感覚が鈍って、スピードが遅くなったり、ケアレスミスが増えることがあります。微妙な感覚や勘が少し鈍っただけでも影響してくることがあるのです。

一度感覚や勘が鈍ると、元のレベルに復帰するのに時間がかかることもあるので、試験の当日まで感覚を維持するために、これらの苦手分野の問題を解く訓練を継続的に頻繁に行いましょう。先ほどの数学Vの例で言えば、毎日ややこしい積分を2〜3題解く、複雑なグラフを1つ描いてみる、という程度でよいと思います。

なお、漠然と単純ミスが多いことを悩んでいる人は、「どの科目、分野、どんな種類の問題で間違いが多いか」をご自分に問いかけてみましょう。間違いの起き易い科目や分野が分かると、上記のように対策しやすいですよ。

さて、長文になってしまったので、3から8の対策法については、近いうちに記事投稿をしようと思います。

いよいよ、11月になってしまいました。今度の11月のマーク式進研模試は受験生にとっては、最後の進研模試です。

本番の入試まで残り少ないですが、本気で努力すれば1〜2ヶ月で物凄い成長を遂げることがあります。追い詰められると、いっそう真剣になって一皮剥けるからでしょうか?そう意味では、今がチャンスであると言えます。
posted by まさはる at 23:04| 進研模試の活用方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月05日

進研模試でマーク対策 センター試験の攻略法

センター試験を侮ってはいけません。マーク方式の独特の形式ゆえに、学力を必ずしも正当に評価されないことがあるからです。逆に、マークシート方式およびセンター試験の対策をしっかりして準備すれば、実力不足をある程度カバーして、ライバルに逆転できる可能性もあります。

11月にはマーク方式の進研模試が実施されます。進研模試を受ける予定のある人は、事前に対策を練り練習しておくとよいでしょう。

まず、注意したい単純ミスはマークミスです。分からない問題を飛ばした場合、その問題の解答欄に次の問題の答えを記入すると、その後のマーク箇所がずれてしまいます。気付くのが終了間際の場合、修正は難しく大失敗につながるかもしれません。

そうならないために、分からない問題に対しても、どこかにマークしてからその次に進める習慣をつけておくとよいでしょう。そして、常に確認しながら正しい解答欄に慎重に記入することも忘れないで下さいね。

また、記入したマークを機械に読み取ってもらえるために、丁寧に枠を塗りつぶすことにも気を配る必要があります。数百円くらいで販売されているマークシート用の鉛筆を利用するのもよいです。そして、マークの塗り方に慣れるために、進研模試などマーク模試を多く受けて、要領を掴んでください。予備校のセンター試験の予想問題集、実践問題集には、マークシートが付属しています。これを使えば、自宅でたくさん練習できるのでお勧めです。

センター試験の特徴と言えば、基本的な問題がたくさん出題されること、そして、広い分野から浅い知識が問われることです。難問やマニアックな知識を問うような出題は少なく、その替わり様々な分野から満遍なく、基本的な事柄が問われます。

したがって、苦手な分野を強化する方が、点数が伸びやすいでしょう。そして、問題量が多いので、あまりじっくり考えずにスピーディーに処理する能力も必要です。

また、ある程度出題パターンの傾向が一定していることが多いようです。例えば数学IAの場合、方程式と不等式、集合と論理、2次関数、図形と計量、確率が定番のように出ます。しかも、そこで問われる知識や処理の仕方、問題のパターンが似通っています。例えば、2次関数の分野では、パラメータ付きの2次関数が与えられ、平方完成、頂点の座標、x軸を切り取る線分の長さなどが問われるパターンが目立ちます。したがって、センター試験の傾向に合った出題パターンを繰り返し練習することが、効果的なセンター対策になるのです。

センター試験の過去問はインターネットで無料で手に入りますし、予備校の予想問題集(特に河合の黒本がお勧め)も安く購入できるので、11月の進研模試の前に練習してみてはいかがでしょうか。とくに進研模試などでセンター模試を受けたことのない受験生は、時間を計って過去問か予想問題集を解いてみましょう。自分に何が足りないかが分かると思います。知識の不足している分野、苦手な出題パターン、問題を解くスピード、問題を解く順序、要領の良さ、マークの仕方などを確認して、ご自分の課題を見つけてください。

課題が分かれば自ずと対策法も見えてくることでしょう。知識不足の分野、苦手出題パターンなどは、センター対策用の参考書や各予備校の予想問題集(黒本、青本、白本、緑本)でいくらでも練習できます。解くスピードに課題があるのであれば、記事「進研模試で戦略眼を養う(序盤編)」と記事「進研模試で戦略眼を養う(中盤編)」が参考になると思います。あるいは、ご自分に合った解答の順序を試行錯誤しながら見つけてもよいでしょう。そして、センター試験の出題パターンを数多くこなして慣れることも、スピードアップに効果があります。また、マーク式の試験では、解き方が分からなくても正しい答えが分かればそれでよし、とするずる賢い考え方も役立つことはあります。もし裏ワザを知っているなら、それを使って要領よく解いてもよいと思います。ただし、依存しすぎると実力が身につかないので、ほどほどにしましょう。

ここまでの説明でお判りの通り、センター試験は、他の試験以上に、経験を多く積み、試験慣れして、対策を練ることで、学力や能力をカバーできる可能性があります。逆に、どんなに学力に自信があっても、準備を怠ると、実力を発揮できないなど、痛い目にあう可能性もあります。ですから、進研模試などで可能な限り実戦経験を多く積み、試行錯誤して対策を練ることは、とても意味のあることなのです。

今度の進研マーク模試を本番のセンター試験のつもりで、本気で受けてみて下さい。失敗したらその分悔しいかもしれませんが、何の実害もありません。失敗しても成功しても、本気で進研模試を受けることで、意味のある経験となり、ご自分の課題や欠点が明らかになります。
posted by まさはる at 20:26| 進研模試の活用方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月28日

進研模試 点数をあと10点引き上げる秘訣

実は、少ない努力で成績を上げやすい科目、分野というものが存在します。

進研模試やその他の模擬試験を受けていて、成績が伸び悩んでいたり、せめてあと10点でも欲しいと思っている受験生は、そのような伸びやすい科目、あるいは分野に、もう少しエネルギーを注いでみると良いかもしれません。

一般に偏差値を+5上げるといっても、偏差値が上がるほどますます困難になって行きます。例えば、進研模試で偏差値50を55にするのは難しくありませんが、進研模試で偏差値65を偏差値70にするのはかなりの努力を必要とします。おそらく、高度のひらめきや経験、才能が要求されるからでしょう。これらは簡単には身につきません。

受験生の心理からすると、才能を発揮しやすい得意科目を伸ばす方が、成績を上げやすいと思うのでしょう。確かに、ある程度までは才能で成績を上げて行けますが、限界もあります。

むしろ、苦手科目、苦手分野の方が、少ない労力で短期間に学力を養うことが可能です。進研模試の偏差値30台、40台、50台であれば、才能が無くても、覚えるべき基本的な事柄を覚えて、典型的な出題パターンの解き方を覚えてゆけば、進研模試で10点上げることは難しくないと思います。

進研模試の成績が伸び悩んでいる人は、きちんと不得意な科目、分野にも向き合って、本気で克服するように努力しましょう。努力しても一向に成績が伸びないという場合は、基本を疎かにしているかもしれません。何度かブログで説明している通り、大学入試では、易しい問題を取りこぼすことなく解けることが重要です。ですから、基礎基本がしっかり理解できているか、身についているかを再度確認して下さい。

つい、苦手科目なのに、焦って実力以上の難しい問題やハイレベルな応用問題にばかり取り組んでしまってはいませんか?大好きな得意科目であれば、それも1つの勉強法です。しかし、伸び悩んでいる成績を上げるには、基礎基本の見直しをして、実力に見合った問題集、参考書(しかも薄いほうが良い)に取り組む方がずっと効果的です。ご自分の勉強方法を見直してみましょう。進研模試では、確実に解ける易しい問題を取りこぼさないという方針で、慎重に丁寧に取り組んでください。

また、苦手科目でない科目に関しても、その科目の苦手分野を攻略することにより、比較的容易に成績を伸ばしてゆける可能性があります。やはり基礎基本をしっかり見直して、薄くて易しい問題集に取り組んでみましょう。

そして、成績を上げやすい科目と言えば、知識系の科目、すなわち、理科と社会です。また、1つの科目の中でも、知識系の分野の方が、成績を上げやすいと言えるでしょう。

例えば、化学の場合、無機化学、有機化学の物質の性質に関する性質や製法、反応式、気体、沈殿物の色やにおい、などが知識系の分野です。これらは比較的短期的に習得でき、得点しやすいと思います。理論化学は習得に時間がかかるかもしれませんが、問題の出題パターンが決まっているので、代表的なパターンを覚える方法で、ある程度対処できるようになるでしょう。

知識系の科目は出題される問題パターンが一定していることが多いので、問題集を繰り返し、きちんと知識が身につけば、努力が報われ、安定して実力が発揮しやすいであろうと思います。

進研模試で苦手科目を受けるときには、全ての問題に満遍なく時間を掛けるのではなく、易しい問題、知識系の問題を最優先させましょう。そして、ケアレスミスに注意して確実に解くことを心がけて下さい。記述式の問題は減点されないように丁寧に記述してください。難問に対しては完答することにこだわらず、部分点を稼ぐ程度にとどめるのが良いと思います。
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2008年09月21日

進研模試で部分点を稼ぐ秘訣

進研模試などの試験で、解けそうにない、いわゆる難問に出会ったらあきらめるしかない、と思い込んでいませんか?だとしたら、勿体ないことです。大学受験において難問の完全解答は困難ですが、部分点を稼ぐチャンスはあります。記述式の進研模試を受ける機会のある人は、部分点を稼ぐ練習の1つとして、進研模試を活用してみるとよいと思います。

前回の記事で、進研模試での記述形式の答案の書き方について簡単に説明しました。採点者の立場に立って、読みやすい文字や文章で記述することや、考え方、解答へ至る筋道が採点者に伝わるように、整理してシンプルに表現することがポイントでした。

記述形式の答案の書き方に慣れてゆくと、進研模試などで部分点を稼ぐ要領やコツがつかめてきます。

例えば、数学の問題で、Aという考え方からB式、Cという考え方からD式が得られ、B式とD式の連立方程式を解いて答えEが導かれるとしましょう。

通常、理科系科目の場合、AからEそれぞれに対し、その段階ごとに部分点を与える採点方式になっているのです。そして、AからE全て記述していれば完答です。そのどれかが欠けていると、減点されるでしょう。

ちなみに、何の脈絡もなく突然B式、D式が提示され、結論のEを書いている答案は、現役の受験生の答案に多く見受けられる悪い例です。この場合、AとCの記述が欠けているため減点される可能性があります。そうならないように、進研模試や本番の試験では、AやCに相当する部分を、言葉やグラフ、あるいは定理、公式の名前などで、根拠を説明するように、改善しましょう。

さて、進研模試でこのような数学の難問に出会った場合、結論のEまで到達することは困難かもしれません。それでも、考え方Aとそこから得られるB式、あるいは、考え方AとCのように、部分的にでも分かることがあれば、その部分だけでも記述して部分点の獲得につなげるのです。たとえ完答が難しくとも、解答の記述の仕方しだいで、部分的に点数をもらえることは十分に期待できます。

ブログの中で、難易度別攻略法のところで既に説明した通り、進研模試に取り組む際、易しい問いをしっかり完答することを優先しますが、時間があれば、難問に対して部分点につながる記述の仕方を心がけましょう。採点者に「私はこの段階まで理解し、考えました。」とアピールする気持ちで丁寧に伝わるように書いてくださいね。

答案の書き方がしっかりしてくると、進研模試でも、無駄な減点が減り、部分点や加点が増えてきます。例え計算ミスをしても、考え方に対して加点があるからです。

結局、わずかな減点、加点の差が合否を左右するほどの大きな違いを生むのだと思います。今度は答案の書き方に注意して進研模試に取り組んでみましょう。


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2008年09月14日

進研模試で記述対策 絶好のチャンス!!

記述形式の試験において、正しい答えをどのように記述するかで、評価がまるっきり違ってきます。そして、採点者に評価されやすい記述の仕方、整理されたレイアウトの答案、読みやすい答案の書き方を心がけることで、同じ学力でも点数はかなり改善できます。10月に記述形式の進研模試が実施されるので、前もって準備をしておきたいところです。

つい、受験生は問題を解くことそのものに関心が向いてしまいがちですが、答案の書き方にも関心を持って欲しいです。独りよがりな読みにくい答案では、採点者に評価されなかったり、誤解され思わぬ減点をされたりするかもしれません。記述の仕方ひとつで合否が左右されると言っても過言ではないのです。

進研模試にも記述形式の模試があります。進研記述模試を、記述試験対策の絶好のチャンスと捉えてみてはいかがでしょう。進研模試を受ける前に、事前に記述式の答案の書き方をご自分なりに研究し、練習をしておくことをお勧めします。そのためのヒントを幾つか提示したいと思います。

まず、これまでのご自身の答案を客観的に眺める目をもつようにしましょう。採点者も一人の人間で、癖のある文字や読みにくい文章を理解できるわけではありません。採点者の立場に立って、自分にしか読めないような乱雑な文字、理解しにくい文章、飛躍のある論理展開などに気をつけて改善してゆきましょう。

理科系科目の答案で、ただ数式を書き並べている受験生が少なからずいます。論理的な記述の練習が不足しているので仕方ないのかもしれませんが、答案用紙を計算用紙と勘違いしているように感じてしまいます。例えば、連立方程式を解く細かい途中式まで答案に書く必要は普通はありません。数値の割り算、掛け算も答案には普通書きません。計算は計算用紙に書き、答案用紙は論理や考えの筋道を文章で表現するところなのです。

記述の仕方を独学で身につけるのは難しいものです。丁寧な答案を心がけることは大事ですが、かと言って詳しく馬鹿丁寧に何でも書けばよいというものでもありません。答案を書く上でのポイントというものがあるのです。最も良いのは信頼できる指導者や先生に答案を見てもらい添削してもらうことです。進研ゼミ、Z会などの通信教育もかなり役立つと思います。しかし、受験生のみなさんが一人でできる対策もありますよ。

これまで受けた進研模試などの記述式の答案を読み返して、採点者にどのように採点されているかを検証してみてください。何故、自分の解答が評価されないのか、何に対して減点されたのか、解説を見ながら、進研模試の模範解答と比較しましょう。採点者に評価されない部分を反省し修正してください。

また、より良い記述答案を意識しながら模範解答を多く見ることによって、これらの解答にある程度共通のパターンが見えてくると思います。例えば、理系科目で言えば、

・重要なキーワード、重要な概念を表す専門用語を記載する。
・解を求めるためのメインとなる式を提示し、番号を振る。
・メインとなる式が導かれる根拠を提示する。

という具合です。

このように、過去に受けた進研模試、学校の定期試験、参考書の模範解答を参考にして、より客観的に分かり易い解答、採点者に印象の良い解答を目指しましょう。

10月の進研模試では、記述の仕方に注意を払いながら問題を解くように心がけて下さい。進研模試終了後一ヶ月ほどして採点された答案が返却されます。自分の記述がどれだけ採点者に評価されるかを試す絶好のチャンスです。事前にしっかり練習してチャンスを生かしてくださいね。
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2008年09月07日

進研模試以外の模試にも挑んでみよう!

普段、学校で進研模試を受けている現役の高校生は、進研模試以外の模擬試験に挑んでみると、刺激を受けたり様々な発見があったり、多様な経験ができるので、とてもお勧めです。

特に、大手三大予備校の模擬試験、駿台模試、代ゼミ模試、河合模試がお勧めですね。予備校の専門の講師が作成しているだけあって、どの問題の質も概ね良いです。単純に良し悪しを比較することは難しいですが、それぞれの模擬試験には個性というか、カラーがあるようです。

進研模試以外の模擬試験を受けるメリットの1つ目は、進研模試とは違うタイプ違う難易度の問題での試験を経験できることでしょう。進研模試は良い意味で平均的でオーソドックスですが、駿台模試や河合模試では、個性的な厳しい難問に挑戦できます。一方で代ゼミ模試は比較的易しく、解きやすいと聞きます。多様な問題に触れ復習しておくと、安定した学力が身につくと思いますよ。

2つ目のメリットは、学校で受ける進研模試と違い、慣れない予備校の校舎で、不慣れな問題に取り組むという経験ができるところです。初めは緊張して、戸惑うこともあるかもしれませんが、だからこそ実際の大学入試本番のシミュレーションになるのです。問題が難しすぎて手が出なかったり、アクシデントが起きたり、いいことばかりではないかもしれません。しかし、様々な不測の事態や状況を経験することで、精神力が鍛えられるし、どんな状況にもパニックにならず落ち着いて最善を尽くせるようになるのだと思います。経験値を上げることが模擬試験で得られる最大のメリットではないでしょうか。

3つ目のメリットは、大学別模擬試験が用意されている点です。残念ながら、進研模試には用意されていません。大学別模擬試験は、その大学の今年の出題予想問題で構成されているので、類似の問題が本番で出題されることも珍しくありません。だから、必ず模擬試験終了後に、いつも以上にしっかり復習して、模擬試験に出題された問題をマスターしておきましょう。また、その大学を志望する受験生が多数参加するので、より正確な合否判定が期待できます。大学別模擬試験を受けた方が良い、いや、受けるべきと言いたいくらいです。

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2008年08月31日

進研模試で実践力を鍛える秘訣

進研模試を受けることによって、本番試験に強くなるという意味で、実践力を鍛えることができます。しかし、タイトル通り『進研模試で実践力を鍛える』ために1つ忘れずに行って欲しいことがあります。

それは、『反省』です。

意外に簡単な答えで拍子抜けしますか?でも、これが欠けていると、せっかく進研模試を受けても実践力を鍛えることにつながらないと思います。毎回、同じ失敗ばかり繰り返していては、進歩がありませんよね。

『実践力』とは、自分のもてる実力を最大限に発揮して、それを試験の点数に反映させる能力のことです。本来のもてる学力で解けるはずの問題であれば、きちんと正解し正当に評価してもらえれば点数になるはずです。

ところが、ケアレスミスやつまらない間違い、失敗が原因で点数を下げてしまって悔しい思いをしたことはありませんか?緊張する試験ではなかなか理想通りに行かないものです。学力以外の部分での失点を減らし実力を発揮するために『実践力』を鍛える必要があるのです。

具体的には、次のような点に注目します。

1、パニックにならず落ち着いて試験問題に取り組めたか?
2、無理をせず得意分野の問題、解きやすい設問からアタックできたか?
3、難問や捨て問に執着して無駄な時間の使い方をしていないか?
4、自分の実力、知識を時間内に十分発揮できたか?(時間の使い方を間違って解けたハズの問題を落としていないか?最後の1秒まで諦めずに最善を尽くしたか?)
5、問題を解く順序は適切だったか?
6、問題の難易度の識別は適切であったか?
7、ケアレスミスを原因とするミスがあったか?

つまり、戦略的に上手に進研模試に取り組めたかどうかという点について反省するわけです。冷静な自分が遺憾なく十二分に実力を発揮できることが理想なわけですから、その理想にどれだけ近づけたかを調べるのです。そして、さらに理想に近づくために不足している部分、修正すべき箇所を明らかにしてゆきます。

例えば、次のような具合に反省します。

・無理して問3(4)の難問に時間をかけ過ぎてしまったために、よく考えれば解けたハズの問5を冷静に考えられなかった。次は時間配分をよく考えよう。解きやすい問いから先にアタックしよう。

・問2(1)で普段の自分なら絶対しないようなミスをしてしまった。おかげで問2を全部間違えてしまった。もっと冷静に慎重に解くべきだった。ケアレスミスに気をつけよう。(理系科目の場合、小問の(1)のミスがその後の全ての小問に影響することが多いので要注意!)

・問4(1)が解けそうにないから問4全部を捨ててしまったが、解説を見たら問4(3)だけは自分でも解けたはずだ。しっかり設問全体に目を通して解ける問いは確実に拾っておこう。(理系科目の場合、大問の(1)の答えを用いてその後の小問を解く場合が多いが、まれに例外もあるので、設問全体にしっかり目を通しましょう。)

・問1(3)はもう少し粘っていれば解けた。時間があったにもかかわらず、難問と思ってあまり考えずにあっさり諦めてしまった。今度はもっと粘り強く集中して取り組もう。

などなど・・・・

知識がない、自力では思いつきそうにない、自分の能力では手に負えない問題は、戦略上の失敗ではなく、単に勉強不足、実力不足ということです。もし、これが克服する必要のある苦手分野、項目であれば、今後の学習計画に取り入れて、地道に改善してゆきましょう。(苦手や弱点の発見にも進研模試は役立ちます。)

時間があれば、試験後に配布される解説、解答を見ながら、自分の実力で獲得できたであろう最善の得点と、現実の得点を比べてみましょう。これにより戦略が成功したか、失敗したかが分かります。

理想の得点と現実の得点の差が大きく開いていると、悔しくてブルーな気分になりますが、逆に言えば、まだまだ伸びしろがあるということですから、希望がもてます。大いに反省して上手な戦略、効果的な戦略を研究してください。
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2008年08月24日

学力アップする進研模試の復習法(その4)

進研模試で取り組んだ良問をマスターすることは、入試対策にとって意義深く、学力や偏差値を高めるのに本当に役立ちます。進研模試がどのように役立つか、そしてどのように役立てたらよいかということを、また違った角度から説明してゆこうと思います。

皆さんは、大学入試の過去問に取り組んだことはあるでしょうか?現役の高校生にとっては、過去問に取り組むのはまだ時期尚早かもしれませんが、試しに出題されている問題をご覧になってみて下さい。『とても難しい』『初めて見る問い』『幅広く詳細な知識が問われる』などの感想をもつかもしれません。果たして自分の力で解けるようになるだろうか、と自信を失いそうにもなるでしょう。

進研模試の出題の仕方は大学入試の出題傾向に近く、時に難しいですが、進研模試の解説を読んで『入試問題のしくみ』が理解できると、出題者の意図や問題の背景が分かってきます。例外もありますが、実は入試問題の多くは、基本的な知識の組み合わせで解決したり、一定のパターンの問題にひねりを加えただけである場合が多いのです。大げさにそして大胆に言ってしまえば、『見掛け倒し』で難しく見えるだけなのです。

この入試問題のパターンにも、流行というものがあります。進研模試は、最近の入試傾向を意識して作られているので、無駄なく流行のパターンを対策できるのです。ちなみに古い参考書では時代遅れのパターンが扱われていることが多いので注意しましょう。

進研模試の終了後、まず前回説明した要領で、進研模試の解けなかった問題を解説を読んで理解し、自力で解けるようになりましょう。しかし、そこで安心しないで下さい。進研模試のたった1つの問題を解くことに意味があるのではありません。その背景になっているパターンを身につけることが重要なのです。

パターンを確実に身につけ、復習で修正できた理解や知識を記憶に定着させるために、類題を数多く解くことです。過去の進研模試や他の模擬試験、あるいは最近の参考書、予備校のテキストなどで、そのパターンの変形や応用を練習すると、確実に力になります。そして、覚えた知識を多角的に活用するので、自然と記憶に定着できます。

入試で出題される頻出パターンを少しずつ覚えてゆくと、大学入試の問題を以前と違った目で見れるようになります。つまり、問題の成り立ちや、背景となっているパターンが背後に透けて見えてくるのです。手がかりがつかめてくれば、だんだん解けるようになってきます。

このように、どんどん類題を解いて最近の入試傾向に合ったパターンを覚えて強くなりましょう。そのために、進研模試の出題パターンは参考になりますよ。
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2008年08月17日

学力アップする進研模試の復習法(その3)

進研模試を受ける機会は、本番の試験に強くなる上で貴重な体験になり得ます。しかし、進研模試をしっかり復習して得られるメリットにも注目して欲しいと思います。まず、進研模試の問題そのものが良問であることと、必死の思いで進研模試に取り組んだことのおかげで、試験直後の復習により、記憶にしっかり留めることができ、重要項目を深く理解することが可能になります。

前回、復習する際の注目すべきポイントについて説明しました。知識面での不足、理解不足、間違った理解、苦手項目を確認したら、今後どのようにこれらを補い、修正してゆくかを計画します。

ちょっとした知識や公式の使い方の間違い、勘違いであればその場で覚えなおすだけでよいでしょう。復習する際に将来の自分が読んで理解できるように、記憶する項目、注意点、修正する項目を解説の余白などに直接書き込んでしまいましょう。(時間的な余裕があれば、ノートにきれいにまとめてもよいです。)

正しく記憶でき、理解できたら、進研模試の間違えたその問題を再度まとめて解いてみます。もちろん解答を伏せて下さいね。修正された知識と理解を使って正解できましたか?最後まで解答を見ずに自信をもって正解できれば、ひとまずその項目は修正されたと考えて良いでしょう。

つい億劫になって、解説を読んだだけで復習を終えてしまったり、解説の解答を見ながら解いて満足していませんか?

『解答に頼らず自分自身の頭脳で最後まで解いてみること!!』

を強くお勧めします。自分の手と頭だけを頼りに解いてみることによって、本当の自分の実力、知識面や理解の欠けている箇所、あいまいな箇所がはっきり分かるのです。確実に理解できたつもりでも、いざ実際に解いてみると、意外な部分でつまづく事があったり、まだまだ理解が不十分であることが判明することが少なくありません。つい、現実を直視したくないために、無意識に逃げてしまうのかもしれません。(実は昔の私がそうでした。みんな現実の自分を直視するのが怖いのです。)

どうしても自信をもって正解できないのであれば、まだ理解は本物では無いということになります。その場合、さらに復習を繰り返すか、信頼できる先生や友達に質問した方がよいでしょう。

もし、解説を読んでもさっぱり理解できないのあれば、その問題があなたの現在の実力には余りに難しすぎるのかもしれません。進研模試に出題された全ての問題を完璧にマスターすることは、忙しい受験生には負担が大きいかもしれません。進研模試の復習の目的は、現在の実力を一段レベルアップすることにあります。あなたの実力を大きく超えている難問の復習は、一旦保留にした方がよいでしょう。すでにブログで説明したように、難問を解くことはほとんどの受験生にとってあまり重要ではないので、無理をする必要はないと思います。

進研模試の間違えた問題を再度解いてみて、しっかり正解できれば、一応復習はうまくいったことになります。さらに、修正された知識、理解を確実に定着するための対策方法を次回に説明します。
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2008年08月10日

学力アップする進研模試の復習法(その2)

大学入試の本番試験に強くなる上で、進研模試を受けることも重要ですが、進研模試の終了後に解説を読んで復習すると、効果的に学習できお勧めです。必死の思いで進研模試の良問と格闘したからこそ、復習の仕方さえ間違えなければ、短時間で多くの事柄を学び身につけることが可能となります。

進研模試の終了後、以下の点に注目しながら、解説を理解し確認します。試験中に必死に考えた結果解けなかった問題、あなたの実力より少しハイレベルな問題について重点的に復習するとよいと思います。

1、その問いを解くために、どのような知識が必要だったのか、自分に何が足りなかったのか?(知識面の確認)
2、正しい考え方は何か?自分の考えの間違っていた部分、足りなかった部分は何か?(思考の仕方の確認)
3、間違った知識、誤解、勘違いなどはないか?(理解や知識の間違いの修正)
4、苦手な分野、項目、不得意な問題の種類はないか?(苦手箇所の確認)

これらの観点から、自分の至らなかった部分を反省材料とし、今後に生かしてゆきます。例えば、こんな具合です。

・〜についての知識が正確ではなかった。もう一度ノートに整理して要点を覚えなおそう。
・問題文の状況を図示して、全体像を把握すれば、良いアイデアが思いついたと思う。面倒がらずに図示することを心がけよう。
・〜を求めるためにAの解法にこだわってしまったが、Bの公式を使う解法もある。一つの考えに固執せずに、柔軟に他の考え方も取り入れよう。
・問題文の意味さえ理解していれば、解くことができたはずだ。一見複雑に見える問題でも、1文1文解きほぐし、整理すれば、題意を把握できると思う。
・この問題を解くのに、こんな見事なアイデアがあるのか。自分も取り入れてマスターしよう。
・これは私の知っている出題パターンの問題だ。既にマスターできていると思っていたが、十分ではないから類題で練習しよう。

進研模試を復習した結果、うまく使えなかった解法や、知らない知識、忘れてしまった項目、マスターしたい考え方があったら、解説書に印をつけておきましょう。
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2008年08月03日

学力アップする進研模試の復習法(その1)

進研模試を受けるメリットの1つは、大学入試の実践的な経験を積むことにあります。そして、もう1つの重要なメリットは、進研模試の良問と、試験後にもらえる詳しい解説にあります。何といっても、その日のうちに解説を読んで答を確認したり、これらの良問を使って復習できるところが良いです。

本気で必死に進研模試と格闘した直後は、きちんと解けているか?、格闘した末に解けなかったあの問題をどうやって解くのか?、正解は何か?など気になっているハズです。したがって、自宅や学校でだらだら勉強しているのとは違い、学習に対する関心が高まりモチベーションが大きくなっているのです。集中して勉強するチャンスと言ってよいでしょう。

ですから、このタイミングで解き方、考え方、知識を学ぶと、良い集中ができ多大な学習効果が得られます。できれば進研模試の試験当日のうちに復習するのが理想ですが、疲れきった頭で全教科に取り組むのは難しいかもしれません。その場合でも、3〜4日以内に復習した方が効果的です。

とりわけ、試験中に必死に考え抜いた結果、それでも解けなかった設問、正解が気になっている問いに対しては、解説をしっかり読んで復習しましょう。これらは、あなたの実力を一段ステップアップするのに必要な事柄や重要項目を含んでいることが多いので、大いに学ぶことができるからです。

進研模試は単なる試験ではなく、良問を集めた優れた教材でもあります。進研模試で解けなかった問い、正解できなかった問いに対して、悔しい思いが残っていると思います。試験に取り組んでいるとき、何を考え、どの部分でつまずき、失敗したのか、あるいは成功したのか、など記憶が新鮮に残っているうちに復習すると、効率的に学習でき、頭にしっかり入り記憶にも残るでしょう。

次回、進研模試を復習する上での注目するポイントについて説明します。
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2008年07月27日

進研模試で戦略眼を養う(本番入試終盤、最後の最後で実力を発揮する方法)

今回は、試験終了の最後の1秒までしっかり実力を発揮する方法、すなわち『終盤の戦略』について解説します。以下の解説をヒントに、進研模試などの実戦経験を通じて、戦略眼を養って下さい。

いよいよ、試験時間が残り少なくなってくると、時間との勝負になって参ります。当初の予定通り順調に進んでいればよいのですが、予想外にてこずってしまった場合、ペース配分や計画を修正する必要が出てきます。

欲張って全部の設問を解くのか、確実に解ける問題に絞って安全に終えるのか、などの決断を迫られます。

模試の経験が足りない受験生はつい目の前の難問を何としても解きたいと執着してしまうことがあります。しかし、そんな場合に限って、冷静になれば簡単に解けるハズの問題を慌てて解く羽目に陥ったり、みすみす解かずに試験を終えてしまい、後で悔しがる結果になったりするのです。

失敗しても許されるのが模試の良いところなので、どんどん進研模試などで実践経験をたくさん積んで下さい。時には悔しい思いもして、できれば成功体験も味わって、それぞれ試行錯誤してみるのがよいと思います。そのうち、執着を断ち切って諦めるタイミングをつかんでゆけるでしょう。

私自身も何度も失敗して、結局解けそうな問題を最優先して解くのがベストであるという結論になりました。1つの問いに執着して苦労が報われたこともありますが、難問には執着しない、深追いしない方が良いと思います。

せこい考え方ではありますが、記述試験の難問や完答の難しい問いに対しては、要領よく部分点を稼ぐことを追求する方が得策であると思います。入試は1点2点を争う世界なので、部分点をないがしろにしては合格できません。

部分点を稼ぐにもコツというものがあります。科目によると思いますが、問題を解くための考え方、重要な部分、本質に近い部分についての記述に対し、部分点が与えられる場合が多いようです。進研模試の記述模試を受けた際には、どのような記述に対し部分点が貰えているかを調べ、研究してみて下さい。

解けないからといって一切記述しない、というのは勿体無いことです。諦めずに少しでも部分点につながることを追求して、記述するように最善を尽くしましょう。

難問に執着しないという話に矛盾するようですが、合格には執着してください。最後の1秒まで諦めないで少しでも合格に近づけるのです。大学入試では何が起きるか分かりません。最後のあがきで稼いだ1点が合格につながらないとも限らないのです。『受験の神様』は、最後まで努力を怠らなかった必死の姿の受験生に微笑むのではないでしょうか。
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2008年07月23日

進研模試で戦略眼を養う(スラスラ効率よく問題を解く方法)

本番入試の試験中盤に入ると、様々な難問、奇問に出会ったり、解答に行き詰まる場面に遭遇します。今回は、そんな難しい状況をうまく回避してスムーズに効率よく問題を解く方法、すなわち『中盤での戦略』について解説します。以下の解説をヒントに、進研模試などの実戦経験を通じて、戦略眼を養うとよいですよ。

序盤は易しい問い、取り組みやすい問いから解いてゆきますが、その後、答えへの道筋が見えず、行き詰まったり、思考が堂々巡りして、困難に出会ったりするかもしれません。そんなときは、その問いにあまり無駄に時間をかけ過ぎないように注意します。科目や問題にもよりますが、5分ほど考えて正解への糸口が見つからず何の進展もない場合には、別の問いにアタックした方が良いと思います。これには3つの理由があります。

1、解決困難な問題に時間をとられることを避けるため、易しい問いや解決可能な問題を解くことを優先させるため、
2、発展性のない堂々巡りの思考を繰り返して無駄に時間が過ぎることを防ぐため。
3、いったん、他の問題に頭を切り替えることにより、思考をクールダウンさせてから改めて問題を眺めると、違う発想や考えが生まれ、解決につながることがあるから。

1度思い込むと、なかなか1つの思考パターンから抜け出せませんよね。そんなときは、一度違うことを考えて、頭を気分転換させリフレッシュさせた方が良い結果につながる場合が少なくないと思います。

再び解答に行き詰まれば、さらに別の問いに移って頭をリフレッシュする、これの繰り返しです。そのうち、先ほどの解きかけの問題に戻ってみると、その同じ問題を新しく新鮮な気持ちで眺めることができます。そして、これがきっかけとなって正解への糸口がみつかったり、スムーズに解き進めることができることがよくあるのです。

私は数学の試験で解答に窮した時、ひらめきを得るために意識的に別の問いに取り組むようにしていました。すると、その後再び先ほどの問題に戻り取り組むと、違う角度からの見方、新しい発想、ひらめきを得て、あっさり解決してしまうという経験を何度もしました。皆さんも進研模試などで試して、効果のほどを確認して下さいね。

狭い視野では難問は解けません。いったんその問題から離れ、思考をクールダウンさせることが難問を解くための鍵だと思います。

ただし、中には十分に時間をかけて集中して思考を練らないと解けない設問というのも確かにあります。したがって、どこまで深追いするか、どのタイミングで別の問いへ移るかは問題ごとに異なるので、一概に説明できません。

進研模試、模擬試験などの実践を経験して、別の問いへ移るタイミング、頭の切り替え、思考をクールダウンさせるコツをつかんで下さい。
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2008年07月20日

進研模試で戦略眼を養う(制限時間内に実力を発揮する上手な方法)

本番の入試で、何の工夫もなく正直に1番から順に解いていると、解答の途中で終了の鐘を聞くはめに陥ったりします。制限時間内に最も効率よく良い点をとって実力を発揮するには、それなりの工夫や戦略が必要です。

同じ実力でも戦略の巧拙によって試験の結果は大きく変わってくるものです。

どうすれば、戦略的に上手に制限時間内で実力を最大限発揮することができるかを意識的に考え追求しましょう。こういう意識を持って進研模試に真剣に取り組むだけで、戦略が身につき、他の受験生を大きくリードできると思いますよ。

これから3回にわたり、基本的な戦略を序盤編、中盤編、終盤編に分けて、それぞれ説明してゆきましょう。進研模試やその他の模擬試験を受ける機会のある人は、ブログで紹介する解説をヒントに、戦略を試してみてください。そして必要に応じて徐々に修正、変更、あるいはさらなる工夫を施して、あなたに適した戦略を作ってみてください。できれば、進研模試を含め、模擬試験を多く受けて、何度も試行錯誤して下さい。そのうちに上達すると思います。

今回は、『序盤の戦略』について説明しましょう。

試験開始と同時に設問の文章をろくに読まずに急いで解き始める人がいますが、慌てて解いても何も得することはありません。

初めに、決して慌てず、冷静に試験の設問全体をさらっと眺め、以下の点を簡単に確認します。

・得意分野の問題はあるか?易しい問いはあるか?
・苦手分野の問題はあるか?難問はあるか?
・問題の量はどのくらいか?

問題量によって、解答を進めるペースを考えることができます。解答が容易な問題を優先し、困難な問題を後回しにすることを、ざっと序盤に計画するのです。

このように、試験全体をある程度把握することが大事であると思います。そして、制限時間内に最善の結果を得ることを常に意識して下さい。目の前の1問を解くことにこだわり過ぎず、試験全体として良い点数を取ることが目標です。

試験の開始当初は誰でも緊張し、不安な気持ちをもっているものです。したがって、なるべく解きやすい問題、得意な取り組みやすい問題に着手して、白紙の答案を埋めてしまいましょう。

もし、舞い上がってしまい、何も手につかないのなら、ゆっくり名前や受験番号を書くなどして、何か白紙に文字を記入して下さい。白紙が埋まるにしたがって、不思議と安心してきます。

その後も、できるだけ解きやすい問題、易しい問いを優先します。少しづつ緊張した精神状態が落ちつき、冷静な本来の自分を取り戻せれば、もっと難しい問題にも取り組めるようになります。

ただし、以前ブログで書いたように、易しい問いこそ慎重に正確に解くように注意してくださいね。

『学校で受ける進研模試では緊張しない』と言う人は、駿台、代ゼミ、河合塾など他の予備校の模試を申し込んで、慣れない予備校の教室で知らない人に混じって受けると、結構緊張できます。本番入試に近いリアルな経験が得られますよ。
posted by まさはる at 18:21| 進研模試の活用方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする