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2008年09月14日

進研模試で記述対策 絶好のチャンス!!

記述形式の試験において、正しい答えをどのように記述するかで、評価がまるっきり違ってきます。そして、採点者に評価されやすい記述の仕方、整理されたレイアウトの答案、読みやすい答案の書き方を心がけることで、同じ学力でも点数はかなり改善できます。10月に記述形式の進研模試が実施されるので、前もって準備をしておきたいところです。

つい、受験生は問題を解くことそのものに関心が向いてしまいがちですが、答案の書き方にも関心を持って欲しいです。独りよがりな読みにくい答案では、採点者に評価されなかったり、誤解され思わぬ減点をされたりするかもしれません。記述の仕方ひとつで合否が左右されると言っても過言ではないのです。

進研模試にも記述形式の模試があります。進研記述模試を、記述試験対策の絶好のチャンスと捉えてみてはいかがでしょう。進研模試を受ける前に、事前に記述式の答案の書き方をご自分なりに研究し、練習をしておくことをお勧めします。そのためのヒントを幾つか提示したいと思います。

まず、これまでのご自身の答案を客観的に眺める目をもつようにしましょう。採点者も一人の人間で、癖のある文字や読みにくい文章を理解できるわけではありません。採点者の立場に立って、自分にしか読めないような乱雑な文字、理解しにくい文章、飛躍のある論理展開などに気をつけて改善してゆきましょう。

理科系科目の答案で、ただ数式を書き並べている受験生が少なからずいます。論理的な記述の練習が不足しているので仕方ないのかもしれませんが、答案用紙を計算用紙と勘違いしているように感じてしまいます。例えば、連立方程式を解く細かい途中式まで答案に書く必要は普通はありません。数値の割り算、掛け算も答案には普通書きません。計算は計算用紙に書き、答案用紙は論理や考えの筋道を文章で表現するところなのです。

記述の仕方を独学で身につけるのは難しいものです。丁寧な答案を心がけることは大事ですが、かと言って詳しく馬鹿丁寧に何でも書けばよいというものでもありません。答案を書く上でのポイントというものがあるのです。最も良いのは信頼できる指導者や先生に答案を見てもらい添削してもらうことです。進研ゼミ、Z会などの通信教育もかなり役立つと思います。しかし、受験生のみなさんが一人でできる対策もありますよ。

これまで受けた進研模試などの記述式の答案を読み返して、採点者にどのように採点されているかを検証してみてください。何故、自分の解答が評価されないのか、何に対して減点されたのか、解説を見ながら、進研模試の模範解答と比較しましょう。採点者に評価されない部分を反省し修正してください。

また、より良い記述答案を意識しながら模範解答を多く見ることによって、これらの解答にある程度共通のパターンが見えてくると思います。例えば、理系科目で言えば、

・重要なキーワード、重要な概念を表す専門用語を記載する。
・解を求めるためのメインとなる式を提示し、番号を振る。
・メインとなる式が導かれる根拠を提示する。

という具合です。

このように、過去に受けた進研模試、学校の定期試験、参考書の模範解答を参考にして、より客観的に分かり易い解答、採点者に印象の良い解答を目指しましょう。

10月の進研模試では、記述の仕方に注意を払いながら問題を解くように心がけて下さい。進研模試終了後一ヶ月ほどして採点された答案が返却されます。自分の記述がどれだけ採点者に評価されるかを試す絶好のチャンスです。事前にしっかり練習してチャンスを生かしてくださいね。
posted by まさはる at 17:50| 進研模試の活用方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月07日

進研模試以外の模試にも挑んでみよう!

普段、学校で進研模試を受けている現役の高校生は、進研模試以外の模擬試験に挑んでみると、刺激を受けたり様々な発見があったり、多様な経験ができるので、とてもお勧めです。

特に、大手三大予備校の模擬試験、駿台模試、代ゼミ模試、河合模試がお勧めですね。予備校の専門の講師が作成しているだけあって、どの問題の質も概ね良いです。単純に良し悪しを比較することは難しいですが、それぞれの模擬試験には個性というか、カラーがあるようです。

進研模試以外の模擬試験を受けるメリットの1つ目は、進研模試とは違うタイプ違う難易度の問題での試験を経験できることでしょう。進研模試は良い意味で平均的でオーソドックスですが、駿台模試や河合模試では、個性的な厳しい難問に挑戦できます。一方で代ゼミ模試は比較的易しく、解きやすいと聞きます。多様な問題に触れ復習しておくと、安定した学力が身につくと思いますよ。

2つ目のメリットは、学校で受ける進研模試と違い、慣れない予備校の校舎で、不慣れな問題に取り組むという経験ができるところです。初めは緊張して、戸惑うこともあるかもしれませんが、だからこそ実際の大学入試本番のシミュレーションになるのです。問題が難しすぎて手が出なかったり、アクシデントが起きたり、いいことばかりではないかもしれません。しかし、様々な不測の事態や状況を経験することで、精神力が鍛えられるし、どんな状況にもパニックにならず落ち着いて最善を尽くせるようになるのだと思います。経験値を上げることが模擬試験で得られる最大のメリットではないでしょうか。

3つ目のメリットは、大学別模擬試験が用意されている点です。残念ながら、進研模試には用意されていません。大学別模擬試験は、その大学の今年の出題予想問題で構成されているので、類似の問題が本番で出題されることも珍しくありません。だから、必ず模擬試験終了後に、いつも以上にしっかり復習して、模擬試験に出題された問題をマスターしておきましょう。また、その大学を志望する受験生が多数参加するので、より正確な合否判定が期待できます。大学別模擬試験を受けた方が良い、いや、受けるべきと言いたいくらいです。

posted by まさはる at 18:17| 進研模試の活用方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月31日

進研模試で実践力を鍛える秘訣

進研模試を受けることによって、本番試験に強くなるという意味で、実践力を鍛えることができます。しかし、タイトル通り『進研模試で実践力を鍛える』ために1つ忘れずに行って欲しいことがあります。

それは、『反省』です。

意外に簡単な答えで拍子抜けしますか?でも、これが欠けていると、せっかく進研模試を受けても実践力を鍛えることにつながらないと思います。毎回、同じ失敗ばかり繰り返していては、進歩がありませんよね。

『実践力』とは、自分のもてる実力を最大限に発揮して、それを試験の点数に反映させる能力のことです。本来のもてる学力で解けるはずの問題であれば、きちんと正解し正当に評価してもらえれば点数になるはずです。

ところが、ケアレスミスやつまらない間違い、失敗が原因で点数を下げてしまって悔しい思いをしたことはありませんか?緊張する試験ではなかなか理想通りに行かないものです。学力以外の部分での失点を減らし実力を発揮するために『実践力』を鍛える必要があるのです。

具体的には、次のような点に注目します。

1、パニックにならず落ち着いて試験問題に取り組めたか?
2、無理をせず得意分野の問題、解きやすい設問からアタックできたか?
3、難問や捨て問に執着して無駄な時間の使い方をしていないか?
4、自分の実力、知識を時間内に十分発揮できたか?(時間の使い方を間違って解けたハズの問題を落としていないか?最後の1秒まで諦めずに最善を尽くしたか?)
5、問題を解く順序は適切だったか?
6、問題の難易度の識別は適切であったか?
7、ケアレスミスを原因とするミスがあったか?

つまり、戦略的に上手に進研模試に取り組めたかどうかという点について反省するわけです。冷静な自分が遺憾なく十二分に実力を発揮できることが理想なわけですから、その理想にどれだけ近づけたかを調べるのです。そして、さらに理想に近づくために不足している部分、修正すべき箇所を明らかにしてゆきます。

例えば、次のような具合に反省します。

・無理して問3(4)の難問に時間をかけ過ぎてしまったために、よく考えれば解けたハズの問5を冷静に考えられなかった。次は時間配分をよく考えよう。解きやすい問いから先にアタックしよう。

・問2(1)で普段の自分なら絶対しないようなミスをしてしまった。おかげで問2を全部間違えてしまった。もっと冷静に慎重に解くべきだった。ケアレスミスに気をつけよう。(理系科目の場合、小問の(1)のミスがその後の全ての小問に影響することが多いので要注意!)

・問4(1)が解けそうにないから問4全部を捨ててしまったが、解説を見たら問4(3)だけは自分でも解けたはずだ。しっかり設問全体に目を通して解ける問いは確実に拾っておこう。(理系科目の場合、大問の(1)の答えを用いてその後の小問を解く場合が多いが、まれに例外もあるので、設問全体にしっかり目を通しましょう。)

・問1(3)はもう少し粘っていれば解けた。時間があったにもかかわらず、難問と思ってあまり考えずにあっさり諦めてしまった。今度はもっと粘り強く集中して取り組もう。

などなど・・・・

知識がない、自力では思いつきそうにない、自分の能力では手に負えない問題は、戦略上の失敗ではなく、単に勉強不足、実力不足ということです。もし、これが克服する必要のある苦手分野、項目であれば、今後の学習計画に取り入れて、地道に改善してゆきましょう。(苦手や弱点の発見にも進研模試は役立ちます。)

時間があれば、試験後に配布される解説、解答を見ながら、自分の実力で獲得できたであろう最善の得点と、現実の得点を比べてみましょう。これにより戦略が成功したか、失敗したかが分かります。

理想の得点と現実の得点の差が大きく開いていると、悔しくてブルーな気分になりますが、逆に言えば、まだまだ伸びしろがあるということですから、希望がもてます。大いに反省して上手な戦略、効果的な戦略を研究してください。
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2008年08月24日

学力アップする進研模試の復習法(その4)

進研模試で取り組んだ良問をマスターすることは、入試対策にとって意義深く、学力や偏差値を高めるのに本当に役立ちます。進研模試がどのように役立つか、そしてどのように役立てたらよいかということを、また違った角度から説明してゆこうと思います。

皆さんは、大学入試の過去問に取り組んだことはあるでしょうか?現役の高校生にとっては、過去問に取り組むのはまだ時期尚早かもしれませんが、試しに出題されている問題をご覧になってみて下さい。『とても難しい』『初めて見る問い』『幅広く詳細な知識が問われる』などの感想をもつかもしれません。果たして自分の力で解けるようになるだろうか、と自信を失いそうにもなるでしょう。

進研模試の出題の仕方は大学入試の出題傾向に近く、時に難しいですが、進研模試の解説を読んで『入試問題のしくみ』が理解できると、出題者の意図や問題の背景が分かってきます。例外もありますが、実は入試問題の多くは、基本的な知識の組み合わせで解決したり、一定のパターンの問題にひねりを加えただけである場合が多いのです。大げさにそして大胆に言ってしまえば、『見掛け倒し』で難しく見えるだけなのです。

この入試問題のパターンにも、流行というものがあります。進研模試は、最近の入試傾向を意識して作られているので、無駄なく流行のパターンを対策できるのです。ちなみに古い参考書では時代遅れのパターンが扱われていることが多いので注意しましょう。

進研模試の終了後、まず前回説明した要領で、進研模試の解けなかった問題を解説を読んで理解し、自力で解けるようになりましょう。しかし、そこで安心しないで下さい。進研模試のたった1つの問題を解くことに意味があるのではありません。その背景になっているパターンを身につけることが重要なのです。

パターンを確実に身につけ、復習で修正できた理解や知識を記憶に定着させるために、類題を数多く解くことです。過去の進研模試や他の模擬試験、あるいは最近の参考書、予備校のテキストなどで、そのパターンの変形や応用を練習すると、確実に力になります。そして、覚えた知識を多角的に活用するので、自然と記憶に定着できます。

入試で出題される頻出パターンを少しずつ覚えてゆくと、大学入試の問題を以前と違った目で見れるようになります。つまり、問題の成り立ちや、背景となっているパターンが背後に透けて見えてくるのです。手がかりがつかめてくれば、だんだん解けるようになってきます。

このように、どんどん類題を解いて最近の入試傾向に合ったパターンを覚えて強くなりましょう。そのために、進研模試の出題パターンは参考になりますよ。
posted by まさはる at 18:15| 進研模試の活用方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月17日

学力アップする進研模試の復習法(その3)

進研模試を受ける機会は、本番の試験に強くなる上で貴重な体験になり得ます。しかし、進研模試をしっかり復習して得られるメリットにも注目して欲しいと思います。まず、進研模試の問題そのものが良問であることと、必死の思いで進研模試に取り組んだことのおかげで、試験直後の復習により、記憶にしっかり留めることができ、重要項目を深く理解することが可能になります。

前回、復習する際の注目すべきポイントについて説明しました。知識面での不足、理解不足、間違った理解、苦手項目を確認したら、今後どのようにこれらを補い、修正してゆくかを計画します。

ちょっとした知識や公式の使い方の間違い、勘違いであればその場で覚えなおすだけでよいでしょう。復習する際に将来の自分が読んで理解できるように、記憶する項目、注意点、修正する項目を解説の余白などに直接書き込んでしまいましょう。(時間的な余裕があれば、ノートにきれいにまとめてもよいです。)

正しく記憶でき、理解できたら、進研模試の間違えたその問題を再度まとめて解いてみます。もちろん解答を伏せて下さいね。修正された知識と理解を使って正解できましたか?最後まで解答を見ずに自信をもって正解できれば、ひとまずその項目は修正されたと考えて良いでしょう。

つい億劫になって、解説を読んだだけで復習を終えてしまったり、解説の解答を見ながら解いて満足していませんか?

『解答に頼らず自分自身の頭脳で最後まで解いてみること!!』

を強くお勧めします。自分の手と頭だけを頼りに解いてみることによって、本当の自分の実力、知識面や理解の欠けている箇所、あいまいな箇所がはっきり分かるのです。確実に理解できたつもりでも、いざ実際に解いてみると、意外な部分でつまづく事があったり、まだまだ理解が不十分であることが判明することが少なくありません。つい、現実を直視したくないために、無意識に逃げてしまうのかもしれません。(実は昔の私がそうでした。みんな現実の自分を直視するのが怖いのです。)

どうしても自信をもって正解できないのであれば、まだ理解は本物では無いということになります。その場合、さらに復習を繰り返すか、信頼できる先生や友達に質問した方がよいでしょう。

もし、解説を読んでもさっぱり理解できないのあれば、その問題があなたの現在の実力には余りに難しすぎるのかもしれません。進研模試に出題された全ての問題を完璧にマスターすることは、忙しい受験生には負担が大きいかもしれません。進研模試の復習の目的は、現在の実力を一段レベルアップすることにあります。あなたの実力を大きく超えている難問の復習は、一旦保留にした方がよいでしょう。すでにブログで説明したように、難問を解くことはほとんどの受験生にとってあまり重要ではないので、無理をする必要はないと思います。

進研模試の間違えた問題を再度解いてみて、しっかり正解できれば、一応復習はうまくいったことになります。さらに、修正された知識、理解を確実に定着するための対策方法を次回に説明します。
posted by まさはる at 18:41| 進研模試の活用方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月10日

学力アップする進研模試の復習法(その2)

大学入試の本番試験に強くなる上で、進研模試を受けることも重要ですが、進研模試の終了後に解説を読んで復習すると、効果的に学習できお勧めです。必死の思いで進研模試の良問と格闘したからこそ、復習の仕方さえ間違えなければ、短時間で多くの事柄を学び身につけることが可能となります。

進研模試の終了後、以下の点に注目しながら、解説を理解し確認します。試験中に必死に考えた結果解けなかった問題、あなたの実力より少しハイレベルな問題について重点的に復習するとよいと思います。

1、その問いを解くために、どのような知識が必要だったのか、自分に何が足りなかったのか?(知識面の確認)
2、正しい考え方は何か?自分の考えの間違っていた部分、足りなかった部分は何か?(思考の仕方の確認)
3、間違った知識、誤解、勘違いなどはないか?(理解や知識の間違いの修正)
4、苦手な分野、項目、不得意な問題の種類はないか?(苦手箇所の確認)

これらの観点から、自分の至らなかった部分を反省材料とし、今後に生かしてゆきます。例えば、こんな具合です。

・〜についての知識が正確ではなかった。もう一度ノートに整理して要点を覚えなおそう。
・問題文の状況を図示して、全体像を把握すれば、良いアイデアが思いついたと思う。面倒がらずに図示することを心がけよう。
・〜を求めるためにAの解法にこだわってしまったが、Bの公式を使う解法もある。一つの考えに固執せずに、柔軟に他の考え方も取り入れよう。
・問題文の意味さえ理解していれば、解くことができたはずだ。一見複雑に見える問題でも、1文1文解きほぐし、整理すれば、題意を把握できると思う。
・この問題を解くのに、こんな見事なアイデアがあるのか。自分も取り入れてマスターしよう。
・これは私の知っている出題パターンの問題だ。既にマスターできていると思っていたが、十分ではないから類題で練習しよう。

進研模試を復習した結果、うまく使えなかった解法や、知らない知識、忘れてしまった項目、マスターしたい考え方があったら、解説書に印をつけておきましょう。
posted by まさはる at 17:13| 進研模試の活用方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする